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まいどおなじみbanです。
皆さんは、ICO案件『Firop』をご存知でしょうか?『Firop』は、人類にとって永遠に必要とされる『水』を扱ったプロジェクトです。人類が必要とする『水』が近い将来無くなってしまいます。『水』業界の現状は、実は大きな問題に直面しています。
なぜ『水』が無くなってしまうのか?その問題はどうやったら解決するのか?今回は、そんな『水』業界の状況と救世主になるべくFiropについて、ご紹介させて頂きます。
それではどうぞ
Firop(フィロップ) とは
『Firop』は、造水技術の研究機関に特化したマーケットプレイスを構築するのを目的としたプロジェクトです。
投資家と研究機関を繋げることで『水』に対して多様な開発ができるようにする為のプラットフォームを構築することを考えています。研究機関は資金援助を受けることで新たな開発を行うことができます。また、新たな研究者を育てることもできます。
水の危機
現在、水は枯渇の危機が迫っています。地球上に存在する水の総量は14億km3と言われています。その内の97.5%は海水で、残りの2.5%が淡水と呼ばれる人間が利用できる水です。
2.5%の更に内訳は、1.75%は北極と南極の氷で、残りの0.72%が地下水、残りの0.03%の内、人類が利用できる量は、地球の水の総量に対して、わずか0.01%しかありません。
水の総量、海水、淡水、人類が利用できる量
2.5%しかないわずかな淡水を農業、酪農、工業、生活用水に使用しています。そして、年間使用量は人口の増加と近代化の流れにより、この50年で2倍以上に増えました。
また、Robeco SAMの発表で、1992年~2014年の22年間で淡水は、浄化不能なほど汚染され、再生可能な水の量は40%も減少しているとありました。このことより世界共通の課題として、水の確保は大きな問題となっています。
RobecoSAM について
RobecoSAM は 1995 年に設立されたサステナビリティ投資に特化した投資のスペシャリストです。資産運用業務の他、各種インデックス、インパクト分析と投資、サステナビリティ評価、ベンチマーク作成サービスを提供しています。
資産運用業務は資産保有者である機関投資家と金融機関を対象に、公開・未公開企業へのさまざまな ESG(環境・社会・ガバナンス)統合投資を行っており、特に「資源の効率化」をテーマとする各種戦略で高い実績を誇ります。
RobecoSAM は、S&P Dow Jones Indices とともに世界的に認められたDowJonesSustainability Indices(DJSI)を発表しています。
また、3,800 社を超える上場企業の ESG の取り組みを分析する Corporate Sustainability Assessment(CSA)を毎年実施し、それに基づいて財務上重要なサステナビリティ情報を集めた世界最大級の総合データベースを構築しています。
RobecoSAM は、1929 年に設立されたオランダの資産運用会社、Robeco の姉妹企業です。
両社は、オリックス株式会社が株主となっている Robeco Group の子会社です。RobecoSAM は、持続可能な投資慣行を推進する立場から国連責任投資原則(UNPRI)に署名している他、Eurosif、ASrIA(アジア持続可能責任投資協会)、Ceres(環境に責任をもつ経験のための連合)のメンバーとなっています。
本社はチューリヒにあり、およそ 130 人の専門家を擁しています。
造水技術の現状
造水技術とは、海水や下水水など我々が利用できない水を、利用可能な状態に転換する技術です。その中でも『逆浸透による海水淡水技術』が用いられていますが、以下の課題があります。
- 発電設備を冷却する為に大量の水を使う。
- 石炭や天然ガスを使う発電には、大量の二酸化炭素を排出する。
また、新たな造水技術として、以下の技術があります。
- 空気中の水蒸気から水を生み出す
- 上空で雲を誘発させ雨を降らせる。
- 人工的にヒートアイランドを生み出し、対流性降雨を生み出す。
- 海水に含まれる塩分分離菌による淡水化。
上記の新たな造水技術には大きな開発資金が必要となりますが、現在の『水』に対しての投資環境は以下の状況になっています。
- 造水技術の開発が、資金と利権を持つ特定の企業に偏っている。
- 投資家は、情報を入手できる特定の機関投資家に限定される為、その他の機関投資家や個人投資家が自由に投資できる環境がない
Firopの解決策
現在の中央集権型では投資家の資金管理、取引システムの稼働や取引の実行をサーバー管理しているが、サーバーへのハッキングや中央管理者の不正による資産喪失リスクと言ったカウンターパーティーリスクがあり、これまでにも事件が頻発しています。
Firopは、『DEXの概念を採用することにより完全に分散化され、カウンターパーティーリスクを回避することができます。
DEXはマーケットプレイスがサーバーではなく、ブロックチェーン上に構築され、投資家は資金を自身の管理下に置いたまま取引が可能となります。
その為、ハッキングや中央管理者による資産喪失リスクも回避することができます。
基準化で投資家に安心をもたらす
昨今では業種業態が多様化していることで投資先の比較が困難となっており、投資家は選択が難しくなっています。
Firopでは、扱う分野を限定することで、公開する情報に一定の基準を設定し明確化させることで投資家は投資先の選択をシンプルにできます。
投資家に安心した投資環境を提供することにより、Firopは多くの研究機関と投資家が繋がる場となり、研究機関の迅速な資金調達を実現させ造水技術の早期実用化に向けた開発環境の構築を目指します。
Firop Chain
Firopでは、コア開発者が開発するDelta Shareを開発基盤に独自チェーンFirop Chainを開発していきます。そのうえで重要な項目は以下の3つです。
- Firop Exchange
- Firop Audit Consortium
- Market Integrity Organization
Firop Exchange
FiropはDEXの概念を採用して取引を行います。この分散型マーケットプレイスを『Firop Exchange』と呼んでいます。
『Firop Exchange』では、ハッキングリスクの回避と時間の概念を排除します。そして、スマートコントラクトによって自律的なP2P取引を可能とします。
スマートコントラクトとは
契約行動をプログラム化し、自動的に実行しようとすること。
P2P(ピーツーピー)とは
コンピューター同士が対等に通信を行う。
Firop Audit Consortium
投資対象への専門性の高い明確な監査をします。健全な投資環境の設備の為に以下の目的があります。
- 事業体の公開情報の証明
- 高い専門性による会計や業務に対する事業体への指導
- 投資家が投資先の選択のもととなる資料の提供
監査は必要な存在である。にもかかわらず監査が行う具体的な手続きや内容を理解している人は少なく、ブラックボックス化されています。
また、昨今監査が抱える課題は事業体の業種業態が多様化し、それぞれの専門性が高まったことで監査機能が追いつかず、正確な監査が困難になっています。
Firopでは、扱う分野を限定することで、専門性の高い迅速かつ正確な監査の実現が可能となります。全く新しい分野である造水研究の情報を投資家に対して明確かつ正確な形で公開していき、ブラックボックスと言われる監査の具体的内容も公開します。
Maeket Integrity Origanization
取引や研究機関の不正監視をします。投資家による不正取引や事業体が起こす不正の監視の為、複数の専門家と連携して自主規制機関『Maeket Integrity Origanization(通称:MIO)』を創設します。
MIOの役割は、健全な市場を保ち投資家保護を徹底することです。
例えば、投資家の相場操縦やインサイダー取引の不正取引の監視や、事業体の粉飾、偽装、隠蔽などの不正の監視などがそれにあたります。
FDPトークン
Firopが発行する独自トークンを『FDP』と呼びます。
Firopに公開されるすべての研究機関や企業が発行するトークンとFDPを様々な仮想通貨、または法定通貨に交換することでFirop内の流動性を高めます。
ユーザーは公開される研究機関のトークンを自由に取引することができます。
FDPは、造水分野の平均値として機能する予定です。
既存の金融市場に置き換えて言うならば、世界の代表的指数であるダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average=DJIA)です。
DJIAはニューヨーク証券取引所に上場する30社の平均値であり、世界の金融市場に影響を与える重要な指標として位置づけられています。
造水分野の市場規模
造水分野は『グリーン経済』と呼ばれる分野のひとつとして注目されています。
グリーン経済とは『自然環境と社会とを調和させた経済』とされ、今後長期に渡ってリターンが見込まれる世界の中心的経済となる巨大市場であり、その重要性から『次の世紀の石油』と例えられたりしています。
Global Water Inttelligence社の調査によると、2025年の世界の水関連ビジネスはおよそ8,650億ドルと予想されています。2011年からの平均成長率は3.8%とされています。
国連の発表によると世界の人口は2025年にはおよそ80億人、2050年にはおよし100億人に達すると言われています。
それに伴ってOECの発表では、水の需要は2050年には54億m3に達すると予測され、2000年と比較するとおよそ5倍の伸び率となっています。
年ごとの人口量と水の需要
ICOセール
トークンシンボル | FDP |
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トークン価格 | 1FDP = 0.5USD |
期間 | 2018年6月1日~8月31日 |
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ソフトキャップ | 500万ドル |
ハードキャップ | 3,500万ドル |
ボーナス | 2018/6/1~6/16 200% 2018/6/16~7/1 150% 2018/7/1~8/1 50% 2018/8/1~8/31 20% |
※既にセールは終了しております。
まとめ
- Firopは、『水』の造水技術と投資家をつなぐプラットフォームを構築するプロジェクトである。
- 我々が利用する水は、近い将来枯渇する為、『造水技術』の進歩はなくてはならない状況に世界の問題として抱えている。
最後まで御覧頂きありがとうございます。次回も是非ご覧いただければ幸いです。
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