『FREAKSTREAM(フリークストーム)』とは ICO最新情報と基礎情報を解説

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まいどおなじみbanです。

 

皆さんはICO案件『FREAKSTREAM(フリークストリーム)』をご存知でしょうか?

『オタク』分野にフィーチャーしたICOプロジェクトとなります。

 

 

オタク分野の問題点、そしてFREAKSTREAMが打ち出す解決策とはどんなものなのか。

今回はそこに注目してご紹介させて頂きます。

 

 

それではどうぞ

 

 

・FREAKSTREAM(フリークストーム) とは

FREAKSTREAM(フリークストリーム)とは、ストリーマーとファンをつなぐ為のプラットフォームを開発するプロジェクトです。

 

現代社会において、YouTube を始め様々なストリーミングサービスを通じて、人気のパフォーマーやアーティストなどが数多く誕生しています。

 

ゲーム、アニメ、マンガ、アイドルを始めとしたコンテンツ、そこから派生して、フィギュア、プラモデル、コスプレ、ボーカロイド等、様々な市場が開拓され、新たな文化として、これらのジャンルがグローバルに認知されつつあり、『オタク』分野から発展するストリーミングプラットフォームを提供するのがFREAKSTREAM(フリークストリームです。

 

 

オタク分野の市場規模

『オタク』文化の中心となるゲーム・アニメ産業市場規模は、全世界で800 億ドルを超えると試算されています。

日本から独特に発展した『アイドル』と呼ばれる少女たちが生み出す収益源も年間 20 億ドルに達し、前年比の 30%を超え飛躍的に成長を遂げており、今や日本に限らず、世界中に多くのファンを有しています。

 

 

サブカルチャー市場とライブストリーミングの関係性

サブカルチャーとは、1つのジャンルに深く没頭していること。熱狂的であること。を言います。

 

サブカルチャーが一般市場で受け入れられるまでに多くの批判がありました。しかし、インターネットの登場により、新たなジャンルがいち早く周知され、それを形成する仲間とのコミュニケーションが活発になったことで一般市場でも理解されるようになりました。

 

現在、ライブストリーミングサービスの成熟により、更にこの潮流が加速しています。リアルタイムな体験によって、より深いコンテクストを共有する事を可能にしているからです。

 

コンテクスト(コンテキスト)とは

文脈、前後関係、状況といったものになります。何か特定のものを指すわけではなく、脈絡や背景情報といった曖昧なものを意味する言葉であり、「空気を読む」という時の「空気」に該当する言葉とも言えるでしょう。

 

現代社会において、1つのサブカルチャーを形成するために、ライブストリーミングは必要不可欠であり、またライブストリーミングサービスを形成するためにもサブカルチャーシーンは必要不可欠になっています。

 

 

既存ストリーミングサービスの特長

既存ストリーミングサービスの特長は以下となります。

 

YouTube Live

YouTube アカウント(Google アカウント)を通じて、リアルタイムでコンテンツを放送するためのツール。専用のチャットツールも搭載しているため、インタラクティブな設計が施されている。

 

 

よりインタラクティブなコミュニケーション手段の一つにライブストリーミングが必要とされている。

 

Facebook Live / Periscope

 

Facebookと Twitter に統合されたアプリケーション。

アカウントの友人やフォロワーの好みに応じてコンテンツを共有できる。それぞれのソーシャルメディア機能により、配信中もインタラクティブなコミュニケーションが可能になる。

 

よりインタラクティブなコミュニケーション手段の一つにライブストリーミングが必要とされている。

 

USTREAM / Livestream

 

プロフェッショナルあるいはエンタープライズ向けのライブストリーミングプラットフォームである。

サブスクリプションモデルを採用しており、高度な機能や設定によって高品質な配信が行う事ができる。ユーザーはログインなしに動画コンテンツを検索することができる。

 

高度なライブストリーミングを提供することを得意としているが、利用する為にはサブスクリプションの加入が必要となる。(ストリーマーが負担)

 

 

Twitch

最も人気のあるゲームストリーミングプラットフォームであり、ゲーマーにとってのソーシャル・ネットワークとしても活用されている。

 

好きなプロゲーマーとインタラクティブにコミュニケーションする事ができる。さらには一緒にゲームをプレイすることも可能である。この利用にはサブスクリプションモデルによって、支払いが必要である。

 

よりインタラクティブなコミュニケーション手段の一つにライブストリーミングが必要とされている。

 

特定分野に特化したライブストリーミングが注目を集めている。このようなサービスがライブストリーミング市場を急成長を遂げさせた。サブカルチャーの中でも特に『オタク』分野がこの市場を牽引していることを証明している。

 

YY / Momo

    

ネットアイドルを目指したストリーマーがファンを獲得するためのプラットフォームである。

ユーザーは気に入ったストリーマーに対して、バーチャルギフトをプレゼントすることができる。それを受け取ったストリーマーは、各プラットフォームから一定の手数料を徴収された後、収益化することが可能。

 

 

 

既存ストリーミングサービスの課題

手数料が高い

ストリーマーは各プラットフォームから決して安くはない手数料を差し引かれています。

 

ストリーミングサービスは莫大なサーバー費用が必要となり、この運営資金の捻出が各プラットフォームのビジネスモデルおよびインフラ環境に大きく依存します。

 

通信環境

接続するサーバとの距離に応じて、転送性能に差が生じます。(いわゆるリアルタイム動画などの遅延)

 

接続するサーバが遠く離れた国にある場合や通信環境で遅延などの差が大きくなります。

 

 

中央集権によるストリーミング

配信コンテンツの所有権はプラットフォームに帰属されるため、ストリーマーにその権利はありません。

 

突然サービスが終了するリスクや、プラットフォームによって一方的にアカウント自体を強制的に削除される場合等に対して、自身が配信したコンテンツを守る事ができないのが現状です。

 

FREAKSTREAMの優位性

現行のストリーミングサービスと比較して以下の特長があります。

 

・インフラストラクチャー

P2P 分散プロトコルとして、IPFS(InterPlanetary File System)を採用することにより、あらゆるコンテンツデータの格納および配信コストは大幅に削減されます。

今日の HTTP 通信では、どこかの Web サイトを訪問する際、そのファイルが格納されたコンピュータへ直接接続する事が必要でありますがサーバが遠くにあった場合には、転送処理に必要な帯域を大幅に消費します。

IPFS では、アドレスの指定を IP ではなくコンテンツ自体を指定することになり、起点のサーバを必要としません。特定のサーバ環境に依存せず、データを失う事も、混雑するといった概念すらない。究極的にはオフラインでのアクセスを実現して、途上国を始めとする接続が不安定な通信回線でも不自由なく閲覧可能になります。

 

・コンテンツ所有権

ストリーマーが IPFS ネットワークにコンテンツをアップロードしたい、またはブロードキャストしたい場合、その配信データの所有権を明示するため IPFS プロトコルに申請および承認を求める必要があります。

 

承認は、IPFS ノードの署名によって合意形成を図り成立します。このプロセスを、FREAKSTREAM では、『サイニング』と呼びます。

 

サイニングには、承認を行ったノードの署名データが書き記され、申請したストリーマーはそれを受け取れます。このコンセンサスアルゴリズムは、IPFS ノードからAutograph をストリーマーに贈るような振る舞いをすることから、Proof of Autograph(以下 PoA)と名付けました。

 

 

・匿名性

これは 個人情報を必要としないネットワークとなります。

これにより身分証を持たないユーザーでも、誰もが自由にネットワークに参加する事が可能となり、新たな表現、新たなストリーマー誕生のきっかけになると考えています。

 

 

・非中央集権

ネットワークの参加者によって成立する自律分散型P2Pネットワークとなります。

管理者が存在しない為、加者主体の機能の構築、提供が可能となります。

 

 

FREAKSTREAMの機能

FREAKSTREAMが持つ機能は以下の内容となります。

 

ストリーミング 

主体機能。ストリーマーの配信コンテンツをアップロードまたはブロードキャストする場合、IPFS ネットワークへ申請が必要になります。

 

FREAKSTREAM の IPFS ノードによって合意形成(サイニング)によって承認が行われ、これにより IPFS ネットワークに接続が可能となり、FREAKSTREAM を通じてブロードキャストされます。これによりライブ配信およびコンテンツの視聴が可能になります。

 

 

・サイニング 

IPFS ネットワークへの申請は、申請者であるストリーマーが手数料(トークン)を支払う事で実行される。

 

申請の承認は複数の IPFS ノードが行い、署名(サイニング)する事で、IPFS ノードはその申請時の手数料を報酬として得る事ができるようになります。

 

チアリング / スポンサード 

ストリーマーにとっての収益源となり、FREAKSTREAM のインセンティブ設計の一つです。

チアリング
応援したいストリーマーへの課金または善意の支援・寄付します。

 

スポンサー
営利団体がスポンサーとして配信者にオファーする事が可能になります。

 

ホール / ルーム 

アカウント同士のコミュニケーションツール。アバターを通じてチャットを楽しめる一般的なストリーミングサービスと同じ機能です。

ホール
ファンダム同士の交流スペース

 

ルーム
特定の複数または 1 体 1 でコミュニケーション

 

 

オーガナイズ 

コンペンション、コンテスト、コラボレーション等イベントを立案することができます。

 

ユーザーは誰でも発起する事ができます。これは複数アカウントのチーム編成も可能です。
投票、表彰、賞金等、イベントを立案する際に必要な機能が搭載されます。

 

ライセンス著作権 

ストリーマー自身がライセンスを選択する事ができるようになります。段階的に選ぶ事もコンテンツの一部に制限を設ける事も可能になります。

 

ライセンスの種別は規定のものを選べるが、条文と機能制限を調節することが可能です。

 

 

XFSトークン

XFSトークンはFREAKSTREAMの参加者が持ち寄るリソースの価値交換などをする為に重要な役割を担います。

 

XFSトークンはFREAKSTREAMの自律稼働を促すために存在しており、継続性のあるエコシステムです。

 

ストリーマーとスペクテイターの相互関係が成立する上でXFSトークンを使うことにより、それぞれが提供するリソースの価値交換を可能にします。

 

・ストリーマー

コンテンツを配信する人を意味します。

・スペクテイター

ストリーマーの配信するコンテンツを視聴している人を意味します。

・オーガナイザー

イベントを企画運営している人を意味します。

・スポンサー

ストリーマーを支援、タイアップしている営利団体等を意味します。

 

 

ストリーマーは、チアリング、スポンサードした人からXFSトークンを受け取ることが可能でスペクテイターは、サイニングによりストリーマーからXFSトークンが付与されます。

 

 

コンセンサスアルゴリズム Proof of Autograph (PoA)

FREAKSTREAM が導入する『コンセンサスアルゴリズム PoA のインセンティブ設計』は、ファンダムが持つエモーショナルな熱量を代替燃料とした概念で合意形成を行います。

FREAKSTREAM では、ストリーマーがブロードキャストしたい、あるいはコンテンツをアップロードしたい場合に、IPFS ネットワークへの申請が必要となります。

 

申請を承認するために、ストリーマーは承認者からの署名を集める必要がありFREAKSTREAM の承認者であるIPFSノードに呼びかける必要があります。

 

 

コンテンツ申請~サイニング~報酬受け取りまでの流れ(例)

1.ある女性ストリーマーがコンテンツをアップロードします。その時、彼女は手数料(XFS トークン)を支払い申請します。

 

2.この申請を承認するためにファンは喜んでこの承認作業をおこないます。(=サイニング)

 

3.サイニングには、承認を行ったノードの署名データが書き記されており、申請したストリーマーはそれを受け取ります。

 

 

これがPoAのインセンティブ設計です。

 

 

ICO概要

FREAKSTREAMのトークンセールは『トークンジェネレーションイベント(略称TGE)と呼ばれています。TGEは、三段階に分かれており、ボーナス量が異なります。

※トークンセールは終了しております。

 

一段階:CEREMNY

期間最低購入額ボーナス
7/1~115,000USD150%
7/11~211,000USD100%
7/21~31500USD90%

 

二段階:SUMMONING

期間最低購入金額ボーナス量
7/31~8/11100USD75%
8/11~2150USD50%
8/21~3110USD30%

 

 

三段階:DESCENT

期間最低購入金額ボーナス量
8/31~9/1110USD20%
9/11~2110USD10%
9/21~3010USD0%

 

トークン内訳 / 資金用途

トークン内訳

  • パブリックトークンホルダー 75%
  • コアチームホールド 10%
  • コミュニティ還元 10% 
  • リザーブ 5%

 

資金用途

  • ネットワーク開発 28%
  • マーケティング 50%
  • リザーブ資金 20%
  • 準備資金 2%

 

 

ロードマップ

2016年~2018年(2Q、3Q)

FREAKSTREAMチーム結成

FREAKSTREAMのプロジェクト発表(ホワイトペーパー公開)

TGE開始

 

2018年(4Q)

IPFSノードの小規模試験運用

クリプトカレンシー取引所の上場

 

2019年

FREAKSTREAM クローズドベータ起動

オープンソース化 GITへの公開

 

2020年

ストリーマーの運営開始

 

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まとめ

  1. FREAKSTREAMは『オタク』と『ストリーマー』をつなぐプラットフォームを開発するプロジェクトである。
  2. 『オタク市場』は全世界で800億ドル市場と言われており、ビックマーケットである。

 

 

最後まで御覧頂き有難うございました。次回も是非ご覧頂ければ幸いです。

 

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